福岡・東京を拠点にホームページ制作・Webコンサルティングをいたします|株式会社ミニヨン

 
NEWS

BLOGミニヨンの日々を更新しています

        

【ブログリレー】法人化から2年悩んで導き出した、ミニヨンらしい「人育て」

私はもともとフリーランス時代から起業することを既に決めていました。ただ、実際に法人化してみると、フリーランスにはない苦労がそこにはありました。その中でも一番考えさせられた、「人育て」についてお話したいと思います。

フリーランスから法人化して「人を育てる」ことを決めたきっかけ

1人でなんでもできるようになりたいと思っていたので、フリーランス5年目には最初から最後までトータルでできるスキルを持っていました。

仕事が忙しくなり、自分のタスクがパンパンになると、自分が2人いたらいいのにな……、そんな事を考えるようになり、法人化した際に人を雇って「自分」を増やそうと考えたのです。

自分のクローンになれる人がいれば、会社がもっと楽になるんじゃないかと思い、当初現社長の橋本(翔)と、2人だった会社を、3人に増やし、4人に増やし…1年目から5人で会社を運営していました。

Webデザイン制作経験者ではなく、あえて「実務未経験者」を選んだワケ

雇った人材はすべて「Web制作未経験者」です。

経験者ではなく、なぜ未経験者? と思うかもしれませんが、私のやり方・スキル・仕事のペースをすべて継承したかったため、余計な知識や技術が入っていると邪魔になってしまうと思ったからです。

何色にも染まっていない、真っ白な人材を雇うことで、その人の色を「自分色」に染められると考えていました。

Webデザインやコーディングは特に、その人の癖が出てしまうスキルです。そのため、他で培った状態だと変な癖が抜けなくなってしまう可能性が高く、1行・1文字でも自分のやり方と違っていると、育てきるのは難しいだろうなと思っていました。

私は、デザインで言えば余白のとり方やコンテンツの置き方、コーディングで言えば無駄な記述をなくすことに徹底していたので、そこを継承してもらいたかったのです。

未経験から育てることの楽しさ・難しさ

未経験から育てることで、自分の制作の流れをそのまま継承してもらい、自分のオリジナルの技術をすべて注ぎ込むことができました。しかし、実際にWeb制作会社に勤めずに独学で培ったスキルなので、他社より仕事のペースが速いこともあり、スキルを身に着けきれずに挫折してしまう人や、スピードについて来れない人が出てきてしまいました。

かつて、私が教えていた「Web未経験者」である現社長の橋本(翔)は、ある日を境に急速に仕事のスピードが上がり、私とほぼ変わらないスピードで仕事をこなしていく事ができていました。そのため、他の人でもなんとかなるだろうとたかをくくってしまい、実際に人育てを始めると個人差があることに気づいたのです。

これでは到底私のクローンが作れない、と諦めることになりました。

「クローン」から「ワンピース」へ

自分のクローンを作ることを諦めた私は、自分のスキルの一部を完璧にこなしてくれる人たちを数人揃えようと思うようになりました。いわゆる、漫画「ワンピース」の仲間のようなものです。

自分の代わりに他の人が完璧にこなして完成する形を考えることになり、心機一転、人を雇い直してみました。そしてようやく3期目に入ったところでそれが叶いました。

会社のメンバーには制作の一部をマスターしてもらい、チームとして一つになったところで初めて制作が完了する、という形を取るようになってから、各人それぞれのベクトルに向かって成長していくようになりました。

ディレクション・営業として現社長の橋本(翔)が、コーダー・技術者として山下が、経理・管理として現副社長の橋本(あ)が、写真撮影・原稿執筆として赤坂が、そしてWebデザインを私加藤がメインに作業する形が完成し、現在に至ります。

しかし、それだと「ただの制作会社」になってしまいますので、各々は営業・ディレクション・タスク管理・セルフブランディング・制作もある程度完璧にこなすことができるようにし、全員の意見を取り込んでレベルアップしていく、「フリーランスが組織化した会社」を目指して、現在も会社全体のスキルアップを図っています。

ここで、前の記事でも説明した「ティール組織」とつながるようになります。

さいごに・・・

2年間悩み続けた、自分のクローンを育てるための「人育て」。そして3期目で完成した、仲間とスキルを高め合うための「人育て」。どちらもいい経験になっています。

橋本(あ)と山下は、未経験の状態で雇用したので、以前の「人育て」と同じように見えるかもしれませんが、実際には「スキルの一部を教えることに成功した」仲間として一緒にいます。

そして、これからも会社の底上げ・それぞれのスキル・私自身のスキルを向上していきます。「人育て」を通じて、フリーランスの時には体験できなかった、法人化して分かったことがたくさんあり、「会社を作る」という経験をしてきてよかったなと思います。

The following two tabs change content below.
会長

会長

代表取締役社長株式会社ミニヨン
2013年25歳でフリーのWebコーディネーターとして独立。雑誌やTVに多数出演経験あり。デザインはもちろんWebの企画やSEO・マーケティング等、Webに関連する仕事に取り組む。CV(成果)まで意識したデザインを提案するよう意識している。