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【協業パートナー紹介】LGBT向けの保険を取り扱うGID保険 三浦祐介さん

株式会社ミニヨンは少人数ゆえ、外部パートナーとの協業が必須です。

Web制作以外の業務も手掛けているゆえ、様々な専門家のみなさんと手を携えあって、おたがいの事業にプラスとなるよう関係を深めています。

今回は、GID当事者の方のための保険相談を行う 株式会社ホロスプランニングの三浦祐介さんを紹介させていただきたいと思います。

「なぜ保険?」ということですが、ミニヨンがLGBT対象者向けの事業展開を検討しはじめた同じころに、三浦さん自身も「LGBT向けの保険商品があれば喜んでくれる人がいるはず」と着目し、今では多くのGID(性同一性障害)対象者の相談に乗るまでになりました。

GID対象者と生命保険を取り巻く現状から、ミニヨンとの協業などについても、お話を伺ってみました。

「LGBT」という言葉を意識したのはミニヨンと知り合ってから

もともと一般的な個人向けのFP(ファイナンシャルプランナー)として活動されていた三浦祐介さん。

2年ほど前から、LGBTの方でも保険に加入できるということが分かり、全国から多くのGID当事者の方からの相談があり、アチコチ忙しく飛び回る日々となりました。

三浦さん:
「およそ2年前に加藤社長と出会って、『LGBTの方々がもっと暮らしやすい世の中にしたい』という言葉を聞きました。

自分は保険屋なので、じゃあそういう人たちが安心して加入できる保険商品はどんなものがあるだろう? と調べ始めたのがキッカケなんです。この出会いがなかったら、ただの保険相談しか行っていなかったかもしれませんね」。

自身の保険業全般の中で、LGBTの方々が占める割合は少ないと予想していたものの、その需要は凄まじい勢いがありました。ようやく世間一般にも認知度が高まってきたジェンダー問題など、世の潮流も後押しとなり、業務の多くを占めるようになったようです。それには当の三浦さん本人も驚いたそうです。

では、実際にGID当事者が「保険に入りたい」となったとき、どんな問題が出てくるのでしょうか?

そもそも保険に入れるの? と思う方も多いと思いますが、現にいくつかのGID当事者の保険相談にのっている事実や加入実績が存在しています。

「カウンセリング」も診察扱いとなり告知時のハードルに。その前に!

”GID”は、主に”MtF(身体的には男性・精神的には女性)、FtM(身体的には女性・精神的には男性)”という2つの性がおたがい一致していない状況をさします。

三浦さんは「できれば病院で診察を受ける前に、ご相談いただけると可能性は広がります」と語ってくれました。それは何故でしょう?

三浦さん:
「性別適合手術をする前に、ホルモン治療をはじめるケースが多いのですが、どんな保険でも”治療中”では加入することが難しいです。

またカウンセリングも通院としてカウントされるので、加入審査時の告知書に『3ヶ月以内に通院・診察を受けた』という箇所でアウトになることがほとんどなんです。お医者さん的には、来られたら診察しなくてはいけません。国保の履歴にも残りますので、ウソはつけない、と。

ですので、アクションを起こす前に保険相談に来てほしいんです。自分の中で性別が違うと認識している時点で、さらに投薬やホルモン治療をしていない状態であれば、普通の保険に加入するのとなんら変わりないです。

昔はホルモン剤を個人で輸入したりする時代もあり、病院ではなく自身で注射を打っていたり、健康告知非該当のケースもありましたが……。

しかし、診察・治療の前に加入しておけば、性別適合手術にまつわる一時金などをキチンと受け取ることもでき、性別変更に対応する保険会社のチョイスなどもアドバイスの中に組み込めます。家族ができれば家も欲しくなるかもしれない。FPの資格もありますので、住宅ローンの相談にものります。長いお付き合いですね」。

なるほど、高額な手術代も保険でカバーできる可能性があるわけですね。それがすでにホルモン治療をしていると逆に難しい、ということがよくわかりました。保険という視点からLGBTをとりまく問題を見てみると、人生設計まで見通しておかなければなりませんね。

GID当事者の方が安心して暮らせるよう、ミニヨンと共に情報発信をしていきたい

日本の生命保険会社のほとんどにヒアリングをして、LGBT対象者向けの保険商品を提案できる状態にした三浦さん。

中にはこうした問い合わせをしたことによって、決まっていなかったルールを決めてくれた会社もあったそうです。まさに三浦さんの働きかけがキッカケになったケースですね。

今後もミニヨンと共に情報発信に取り組んでいくミーティングを終えたばかり。大きな目標もできました。

三浦さん:
「キチンと情報を知ってもらうための発信は必須です。保険代理業はもちろん、届いてほしい人に届けるためにはコンテンツも必要です。ウェブ制作を専門とするミニヨンさんは、情報発信も得意とする会社ですので、一緒に頑張っていきたいと思います。色んな方と繋がりもある加藤社長と協業できるのはとても頼もしく感じています。

また、先ほどの問題点といいますか業界の課題として、GIDの方向けの”メディカルビル”みたいなものがあると良いなと考えつきました。まず1階に私たちのような保険屋さんがいて、2階はカウンセリングや診察、その上には手術まで対応できるよう、安心して保険に加入し、手術まで行えるような場所ですね。それが日本各地にあれば、もっと生きやすくなるのではないかと思います。

これもミニヨンさんと組んでやっていけると、幸せになる方がより多くなると思います」。

 

さいごに

 

多くのGID当事者の相談にのってきた三浦さん。

その数はすでに500人を超えるそうです。そしてミニヨンがこれから展開していくLGBT関連事業に、三浦さんはなくてはならない存在です。

まだまだ認知されていない層への啓蒙も課題ではありますが、まず当事者の生きやすさのハードルを下げるべく活動をしていきたいと思っています。

より充実した情報発信が行えるよう、ミニヨンとともにに頑張っていきましょう!

三浦さん、今後ともよろしくお願いいたします!

 

GID保険相談窓口:https://gid-hoken.com/
三浦さんのnote:https://note.mu/yusuke_miura0928
Twitterアカウント:https://twitter.com/gid_fp_miura

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赤坂 太一

赤坂 太一

2019年7月よりミニヨン所属となったライター・カメラマン。「スッ」と読みやすい文章をモットーとする商業ライター出身。